深海魚水族館はディズニーランドだった

ちかごろ深海魚ブームなるものが静かにアツいらしく、沼津に深海魚水族館ができた。

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もともとひっそりと深海魚が好きだった私。
日陰者にいきなりスポットライトが当たるとかビビる。

深海【奇妙でカラフルな深海の世界】

深海【奇妙でカラフルな深海の世界】

深海魚写真のバイブル。高くてもうべき。

しかし、人が集まると金が集まるのも事実。
深海の萌えポケモン、メンダコちゃんの生態展示があると聞いたらいてもたってもいられなくなった。

見よ、これが天使である。

生きたまま展示するのはとても難しいらしく、この水族館でも試行錯誤*1
これ見に行くしかないんじゃないの?


いざ、りあじゅうのすくつ、GWの水族館へ!


■沼津近ッ!!

東京駅から沼津まで鈍行で行っても2時間半かからなかった。
片道2210円。学生さんの財布にもやさしい。

沼津駅から水族館のある沼津港まではバスで30分ぐらい。本数少ないから注意だ。



■深海の生物たち?

チケットはおとな1600円。
レシートだけ渡される。これがあると水族館のまわりでの買い物が1割引きになる。

深海の生物だけを展示しているのかと思いきや、隣に対比するように水深30mの浅瀬の魚介が展示してある。

照明の効果も手伝って、深海魚の水槽には子供が寄り付かない。
浅瀬の魚はもうちょっと遠慮しろ。ここは深・海・魚・水・族・館だ!

だんだん見ていて切なくなってきたところで、深海ポケモン メンダコちゃんの水槽にたどり着く。
光が苦手なメンダコちゃんのために写真撮影禁止・周りの照明もまっくら。
感動の対面!6匹もいる!!
しかし動かない…

メンダコ以外にも、ポケモンみたいな深海魚はたくさんいる。
たとえばギンザメ。

ぞくせい みず ひこう
今にも飛行しそう。



■冷凍シーラカンス

「ねないこ だれだ!」クワッ

深海魚水族館の目玉、冷凍のシーラカンス(2匹)
迫力がスゴイ。口でかい!!かっこいい!!!
ほかにも、剥製のシーラカンス(3匹)、シーラカンスの内臓などがみられる。

売店で売られているシーラカンスぬいぐるみはここでしか買えない特注品。
リアルかわいいディテールだ。


力強い肉鰭


濁った眼

深海魚水族館では、媚びない精度のぬいぐるみが買えますよ!!



■深海魚を喰う

深海魚水族館は民営の水族館。
沼津港周辺の水産加工・飲食店の客寄せのために開発された側面がある。
だから、周辺には深海魚をウリにした飲食店がたくさんある。
ゆえにたくさん食べる。限界まで食べる。


二人でひと皿、深海魚丼@donどこ丼


深海魚スナック。


深海魚バーガー。


シーラカンスの唐揚げとシーラカンスのぬいぐるみ@浜焼きしんちゃん

おお…深海の恵みが我が血肉となるのを感じる(厨ニ)

食べ歩きに関してはこのページを参考にさせていただきました。




■沼津港には日本最大の水門もあります(ついで)


遠くからでもわかるデカさ。


一番なのは重さだった。

びゅうおさんでかい!かっこいい!!
入場料はたった100円。ついでにいくとよい!!



■終バスは7時です!
早いから気を付けよう。



■深海魚水族館はディスニーランド(私にとって)

帰りは鈍行列車でシーラカンスのぬいぐるみを抱えて眠っていた。
ええ年こいてディズニーランドに行った子供のようにはしゃいでしまった。
これが深海魚の魅力…ッ!!


ヒカリキンメダイの群れはまるでエレクトリカルパレードだった。*2