2012-01-01から1年間の記事一覧

新潟にインド染織見に行ってきた

超絶センスの良いお店の店主から、インド染織の展示の話を聞いた。 畠中光享氏によるコレクションだという。 その御仁の本に心当たりがある。 1995年、大谷記念美術館で開かれた「インド染色美術展」の図版を持っている。 アンティークのインド布がオールカ…

部族の手仕事

triBeさんの展示「部族の手仕事」を訪ねました。 場所は新宿エスティック情報ビル クリスタルスポットでした。 ソフレもトルクメアクセも超綺麗でした。 ガラス張りの展示スペースなので、外から見ても絨毯の独特な雰囲気が目立っていたと思います。 良き出…

日本における絨毯関連の展示 まとめ

日本における主な絨毯関連の展示をまとめました。 図版へのリンク付き。部族絨毯好きにとって重要と思われる展示は太字で表記。(順次更新) 年 展示タイトル 展示場所 1924 埃及希臘波斯支那古代美術展 大阪美術倶楽部 1930 ペルシャ工藝品展覧會 日仏画廊…

初みんぱく!

世にも!希なる!フォークテキスタイル好きのための!展示!それが! 「特別展 世界の織機と織物」於 国立民族学博物館 京都、奈良を歩いて、三日目は大阪 万博公園のみんぱくです。 パンフレットの写真と相似の編み編みエントランス。 世界中の織機と織物が…

tribal rug関連 書籍まとめ

愛してやまない部族布・装身具の参考文献一覧を掲載します。 Jeff W. Boucher『Baluchi Woven Treasures』1989 文化学園服飾博物館『西アジア・中央アジアの民族服飾―イスラームのヴェールのもとに (「世界の服飾・染織」―アジア篇)』2006村田 孝子『シルク…

深海魚水族館はディズニーランドだった

ちかごろ深海魚ブームなるものが静かにアツいらしく、沼津に深海魚水族館ができた。 大きな地図で見るもともとひっそりと深海魚が好きだった私。 日陰者にいきなりスポットライトが当たるとかビビる。深海【奇妙でカラフルな深海の世界】作者: クレールヌヴ…

イランの安宿 まとめ

■ダブリーズ Hotel Mashhad バザールにある観光案内所のナセル氏の紹介で泊まった。 バザールの中心から歩いて5分もしないところに有り、交通至便。 ツインをシェアして一人7万リアルと安かった。 シャワーは別料金だが、ちゃんと温水が出る。 1階のレスト…

イランのアルコール事情

お酒を飲まないつくらない持ち込ませない。 厳格なイスラムの教えを守るイランではお酒は法律で禁止されている。出発前に見た映画『ペルセポリス』では、警察の目を盗んで反体制派が密造酒パーティーするエピソードが描かれている。 イラン社会のディープな…

イラン シーラーズのモスクで極彩色の光に包まれた。

ぶいぶい言わせてるであろう子供。シーラーズには風情のあるモスクがたくさんある。 人が歩けば生活と信仰に磨かれたモスクやメドレセに出会える。 日本の京都のような要領で、イラン人もたくさん訪れる。 今回はシーラーズの私選3大モスクを紹介したい。 (…

イスファハーンでアフガン移民に招かれた

「イスファハーンは世界の半分」 声に出して読みたい世界史ランキングで常に上位に入るフレーズのはず。 「ヴィットーリオエマヌエーレ2世」とか「朕は国家なり」くらい人気あるんじゃないの。ちがうの? 世界の半分と謳われたイスファハーン。その美しさの…

イランの若者事情

バスターミナルで会った博士課程のお兄さんたちが、親切にも早朝のイスファハーンを案内してくれた。 綺麗すぎて開いた口がふさがらなくなった私を笑う2人。朝ごはんを豪華にもホテルビュッフェでおごってくれるという。 背伸びしすぎだよ。ダメだよ。ファ…

悲劇の民族クルド人の姉妹

例えばユダヤ人は、長いディアスポラの後にイスラエルという国を持つことができた。 一方で、国を持てないでいる民族もいる。 世界最大の山岳民族クルド人は、イギリスやロシアといった大国に翻弄され、 国を持てないまま、イランやトルコの山岳地帯に住んで…

水タバコとアゼリー美人は甘い匂いがした。

未婚の男女のデートやクラブ、アルコールが禁じられているイラン。夜の過ごし方に困る。 ラッキーなことに、人に連れられて素晴らしい喫茶店に行けたので報告したい。 ダブリーズで手持ちぶさたな夜になったら、ぜひここに行くべきだ。 ダブリーズで、友達に…

トルコ トラブゾンでイランビザ取得

イラン行きたいけど、ビザが難しい。特に独身女性。 旅程に余裕がああるなら一番安上がりかつ確実なのがトルコ トラブゾンにあるイラン大使館で取得する方法だ。 イスタンブールから、ビザ取得、イラン入国まで最安・最短で目指してみた。 一日目 朝 イスタ…

独身女性のためのイランビザ情報

男性はいざしらず、独身女性がイランビザを取得するのは困難だ。 在日イラン大使館では、独身女性の個人旅行にはビザ発給をしていない。 それでも旅している独身女性はいる。土台無理な話というわけではないのだ。ではどうするか。イランビザを取得する方法…

イランに行くので映画『ペルセポリス』を見た。

「まったく、離婚ぐらいでそんなに泣くんじゃないよ」「最初の結婚は予行演習だよ 次の結婚はもっと満足できる」主人公のおばあちゃんのセリフが終始かっこいい映画だ。イランという保守的なイスラームの国(おばあちゃんにとってはイスラーム革命前の人生の…

日記はじめました。

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