イラン シーラーズのモスクで極彩色の光に包まれた。


ぶいぶい言わせてるであろう子供。

シーラーズには風情のあるモスクがたくさんある。
人が歩けば生活と信仰に磨かれたモスクやメドレセに出会える。
日本の京都のような要領で、イラン人もたくさん訪れる。
今回はシーラーズの私選3大モスクを紹介したい。


(1)マズジェデ・ヴァキール
砂糖細工のようなねじねじ柱のあるモスク。
バザールの近くにあるからアクセスがいい。
シーラーズの定番観光地で、家族連れがたくさんいる。
花や木の彩色タイルも美しい。


(2)シャー・チェラーグ廟

シーア派の信奉する12イマームの一人、アリー・リダーの弟の墓。
敬虔なシーア派イスラム教徒の巡礼地で、廟の中では、涙を流して祈る人々を見かける。
老いも若きも額づく清廉な空間に胸を打たれる。
暖房が効いていて夜まで暖かいので、昼寝をしている人もいた。
隅で座っていたら、お菓子をくれる人もいた。
イスラム教の祈りと暖かさを感じた気がした。

ちなみに男女別の入口で、女性は体を覆うチャドルが必須だ。
チャドルは貸してもらえるので心配しなくていい。



(3)マスジェデ・ナスィーロル・モルク

この街で一番美しいと思う。
極彩色の光が朝だけ差し込むステンドグラスの礼拝堂がある。
街の中心からは離れているが、一見の価値有りだ。
言葉はいらない。写真を見て欲しい。