新潟にインド染織見に行ってきた
超絶センスの良いお店の店主から、インド染織の展示の話を聞いた。
畠中光享氏によるコレクションだという。
その御仁の本に心当たりがある。
1995年、大谷記念美術館で開かれた「インド染色美術展」の図版を持っている。
アンティークのインド布がオールカラーで載っていて美麗な本だ。
それなのに低価格で、学生の財布にはありがたい。
あの図版の布をぜひともこの目で見たいと思っていた。
すごいすごいと興奮していたから、店主は見かねたのだろうか。
「行くなら招待券あげるよ?」
「行きます」
ほとんど即答していた。
「畠中光享コレクション 華麗なるインド−インドの細密画と染織の美−」於 新潟県新津美術館
年の瀬の新潟。
夜行バスを降りると、みぞれが降っていた。
新潟県新津美術館は、新潟駅から信越本線でや矢代田駅までゆき、さらにバスを使う。
2階ほどの高さから滝のように地面に垂らされたターバンの展示が印象的だった。
モスリンという極薄の木綿布でできているので、滝の向こうが透けて見えた。
天の羽衣が存在するなら、モスリンでできているに違いない。
ほかにもベッドカバーやサリー、カンタ、ブロックプリントなどなど、、、盛りだくさん。
西洋がインド布を模倣した布も興味深かった。
この展示は4月に東京 三鷹に来る。
三鷹市スポーツと文化財団|三鷹市美術ギャラリー
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彌彦神社はとんでもない雪だった。凍える。
「御神体が山」という神社は神代に遡るほど古いと史学の教授が言っていたのを思い出す。
平日の午前中なのに参拝者が絶えないのが印象的だった。