インド

妹たちの未来

インドに妹ができた。 名前はバッティ。15歳。 夢は、マーチャンダイザーとしてラジャスターン州で出世すること。 雇ったガイド兼ドライバーの家に一泊することになった。 お茶を頂いて一息つくと、家族の紹介をされた。 中でもドライバーが熱を込めるのは、…

骨董浪漫

もう3日もこの骨董屋に通っている。 3日前、街中の観光客向けの偽物骨董屋で、店員がしつこくて 「こんなイミテーション、こんな値段で売ってんじゃないよ、なめんなよ」 とキレたら、 「ならここへ行け」 と例の骨董屋を紹介された。 でかい迷路みたいな建…

天然染色バグルー村

昨日買い物をしたサンガネール村の布屋のUさんとバグルー村に行く。 バグルー村も、サンガネール村同様ブロックプリントで有名な村だ。 Uさん曰く、違いはバグルー村は規模が小さく、ベジタブルプリントであること。 インドの人は、天然染色のことを「ベジタ…

念願のサンガネール村は、、村?

布が好きだ。 特に異国の、手仕事で作られた布が好きだ。 布のことになるとテンションが振り切れる。 財布の紐も振り切れる。(しかしない袖は振れない)ここインドは、布の国だ。 女性の着るサリーは6mもの布を体に巻き付けるという衣服だし、 男性は男性で…

リクシャー讃歌

リクシャーワラーはうるさい。 街を歩いているときの粘着質な営業と言ったらない。 乗るなら乗るで、2〜3倍はふっかけてくる。 リクシャーワラーは苦手だった。今日乗るまでは。 今夜、23:20の電車で、アグラーに発つ。 シアルダー駅へは手近なところからバ…

路上の鶏市場

友人の勧めで、朝の鶏市場を見に行った。 市場といっても、建物はない。 朝の時間だけ、路上に現れる市場だ。 でっかいシャーレみたいな籠に入れられて鶏が売り買いされている。 死期を悟ったのか、よくわかってないのか、暴れない鶏たち。 足を縛った鶏をポ…

コルカタ空港で夜明かし

日本からコルカタに行く最安フライトをとると、深夜の到着になる。 地下鉄やらバスやら、大抵の交通手段は止まっているし、深夜のタクシーなんてろくなもんじゃない。 自然、朝を待つことになる。 到着ロビーには、すでに陣取りが始まっていた。 私も一角を…

竹林と庵とシタールの調べ

久しぶりに榊さんの絨毯の集まりに参加できました。暇があるって素敵。 竹林に鎮まる庵で、シタールを聞きました。 シタールの調べを聞いたのは初めてでした。しかもその距離2m。シタール(右):沼沢ゆかり タブラ(左):石田紫織 (敬称略) シタールの美…

『きっと、うまくいく(3 idiots)』見たらハマった。

ボリウッド祭り開催中の早稲田松竹で、インド映画『きっとうまくいく』を見ました。 いろんな人が勧めてくるので、暇になったことだしね。見るよね。 会場は初日満員御礼。 (ここから先の文章は、ただの映画の感想です。ネタバレアレルギーの方はお帰りくだ…